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写真を撮るだけじゃ「記憶」から消えていく!?ライフログが残す人生とは

  • 2015年2月24日
  • 大清水 悠人

こんにちは、レイ・フロンティアの大清水です。

 

僕はこのブログで色々なことを書いてきました。

その中で、”ライフログ“という言葉を多用してきましたが、僕らのサイレントログも”ライフログ”アプリケーションです。

サイレントログをAppStoreから無料ダウンロード

 

みなさんは、ライフログという言葉を知っていますか?
僕は開発の職種についているからライフログを知ることができましたが、まだまだ多くの人は知らないと感じています。
では、そもそもライフログとは一体なんでしょうか。
また、今後僕らにどのような影響を与えてくれるのでしょうか。

今回は、”ライフログ”について僕なりに考えてみたいと思います。

そもそもライフログってなに?

Wikiで調べてみるとこうありました。

“ライフログとは、人間の生活を長期間に渡りデジタルデータとして記録すること、またその記録自体を指す。”

また、こうもありました。

“ライフログには、ユーザが自分で操作して記録する手動記録と,外部デバイスにより自動的に記録する自動記録があり、例えばブログのような日記の類もライフログと呼ばれることがある。”

人間の生活を長期間しデジタルデータとして記録することをライフログと呼ぶ。。すこし難しいです。。
しかし、ブログや日記などもライフログと呼ばれるとありました。

・・・

・・

なるほど!

 

ということは、アメーバブログやFacebookでの投稿、Twitterでのつぶやきなどもライフログの一種ということです。

ライフログは実は身近なものだった

みなさんもおそらく使ったことがあると思います。

休日にお子さんとお祭りに行ったことをブログに書いたり。

プレゼントをされてうれしかった気持ちをシェアしたり、おそらくみなさんもやったことがあると思います。

 

また、中には2人だけで共有をしておきたいことや、限定した人のみで思い出にしておきたいこともありますね。

例えば、彼女と大切な旅行の思い出とか。

つまり”ライフログ”とは、公開であれ非公開であれ自分の生活を記録として残していくことなのです。

 

なんでもかんでもライフログ。とにかく記録することが大事なの?

 

では、なぜ記録しておくのでしょう。

それは人間の脳は、”記憶”が薄れていくようにできているからです。

嫌な記憶で残ったままにしたり、見たもの全てを記憶したりすると脳がいっぱいになってしまいます。なので、記憶が薄れていくことは人間が健康的に生きていくための本能とも言えます。

つまり、良かった思い出も嫌だった思い出も、時と共に薄れてしまうのです。

大切な思い出が曖昧になっていくのは嫌ですね。。

 

ですので思い出を忘れないように、僕たちは様々な形で記録を取っておくようにしています。写真やビデオ、SNSでの発言などなど。

その時の感情や起こった出来事を、その当時のまま思い返すことができる。

記録しておくことで、風化されていく思い出を呼び起こし、過去の出来事を振り返ることができるのです。

 

しかし、2013年のアメリカの研究者ヘンケルが「写真撮影減殺効果」というものを発表しました。

これは、”写真を撮ることで何かを忘れないようにしようとしても、それが逆効果になってしまう”ということです。

確かにスマートフォンなどで手軽に写真が撮れるようになって、なにかあれば、とりあえず撮影をすることは増えました。でも、その写真をあとからちゃんと見返しているかと言われれば、撮った枚数ほど見返していないことに気付きます

 

ヘンケルの説は大量に記録を残しても無駄ということでしょうか?もう少し写真減殺効果を読み進めてみましょう

“デジタル写真を撮っても量が多すぎ、整理していなければ、多くの人は写真を見直したり思い出す気もなくなる。記憶にとどめるには、写真を撮りためることよりも、撮った写真を眼にする機会を持つ必要がある”

ようするに「記憶にとどめるためには記録の数ではなく、思い出す機会(orきっかけ)を設けることが大切だ」ということですね。つまり、機会を設ける必要性がわかっていれば、たくさんの記録がいつの間にか埋没してしまう不幸は避けられるということです。

 

サイレントログで写真を見返して記憶にとどめよう。

僕らの”サイレントログ”は、そのときの行動ルートや時間を記録し、1日を写真とともに振り返ることができます。

写真を撮った、その瞬間だけではなく、前後の行動も記録されているので、そのときをより鮮明に思い返すことができるもの。
それが僕たちの目指す、機械的な「記録」ではなく、自分の過ごしたときを刻んだ「記憶」としてのライフログです。

1度しかない人生で感じたこと、人、出来事は、みんな宝物。
そんな過去の思い出を大切にしてみませんか。